お盆
先月の命日、お盆のお参りは住職でなく息子さんであった。
14年経つと立派な僧侶、
「暑い中、ご苦労様です。何もできませんがすみません・・・」
「先ほどもいただいてまいりましたから・・・」
・・・・・・・・・・・・心なし早いお経。
お疲れか?
「ありがとうございました。ご住職はお元気でいられますか・・・・」
「はい、元気にしております。住職はせっかちで・・・、私はおっとりで・・・・・・」
それを聞いてお坊さんのお経の速さとご住職の話がかぶり、すこしおかしくもあった。
ご住職はこころに染み入るような朗々と読経。
母と主人の塔婆を自分では思うようにできないため相談をしてみる。
「こちらが立てておきますから電話をかけてください・・・」
よろしくとお願いしておく。
少しだけ世間話らしいこともして
これからは息子さんとのかかわりになことであろう。