ちいちゃんの昔話

後回しに・・・

今日は筋ジス患者に対する1年一度の訪問検診。

医師、看護婦、行政、関係者で総勢七名もの方がこられた。

まず問診で一年の報告、

昨年までかなり無理をかけて食欲不振、関節、床ずれの痛みを感じていたため、先生も心配をくださっていた。

「今年はどうですか・・・・・・」ときかれる。

「はい。食欲もあり、風邪も?、傷みは・・・・

でも、気力が戻りましたので、もう大丈夫!!!」しっかりと元気をアピール。

・・・・・・・・・・・・

思い起こしながら、現在の体調を伝えていると、ふっと頭をよぎることが、

意外と体がいうことが利かなくなっていること。

「生き残りたいから、投げだせないから・・・

自分のことは後回しにしてしまう・・・

遊び下手、仕事をしていることが嬉しい。」

医師は笑っていた。

今乗っている車椅子が14年ほど載り車椅子が身体に合わなくなってきた。

このように車椅子を長いこと使用すると外見はよいが、

タイヤにヒビが入り空気も抜けやすくなっている。

誰かリードしてもらわないと車椅子も乗換えが後回しに・・・

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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