ちいちゃんの昔話

毎日、お別れが続く

**大学の卒業式まで後九日、

今朝も「早く帰ってきてね」と一言。

笑顔で「はーい」

ヘルパーさんがこられ交代、挨拶をと思うに・・・・静か。

・・・・・静か?

「ありがとうございました。」

「こちらこそ、夜のお泊りもだけれど、そのほかのことでも(畑、こんにゃくつくり)楽しかったね」

二人でにっこり。

介護現場、ちいちゃんの部屋の空気は和やか。

仕事で二階に上がりパソコンをあけメールを見と、

そこに、先ほどのボランティアさんよりメールがはいっていた。

「三年間ありがとうございました。・・・・・・・・」嬉しい!!

このところボランティアさんと毎日、お別れが続く。

別れがあれば、出会いがある。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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