介護の人がタオルを絞っているの姿・・・・思い出した。
あの時すでに・・・・・
ちいちゃんが十代の後半ころ、
いつも母とお風呂に入り、
風呂上がりのとき、ちいちゃんのタオルを母は手にして、
「しっかり絞りなさい」と、幾度となく言う。
拭き掃除のぞうきんを絞ると、母のしぼりと違い、
ちいちゃんの絞りが弱かったのか?、「しっかりしぼって」と言われていた。
確かその当時、自分で絞っているのに???と思っていた。
虚弱なちいちゃんを母は注意をしていたのであろう。
ふっと思い起こせば、すでに子供のころに病気が出ていたように思えた。
極端に手の握力がなく、鉄棒、跳び箱ができない子供であった。
二十歳すぎには
友達と歩くと四,五歩歩くと友達と並んで歩いていたものが、
少しちいちゃんが遅れ、あわてて小走りではないが追いかけ、
なんでかなぁ・・・・
そんな時、人と歩幅合わせて歩くのがしんどかった。
今は歩くとに関して車椅子に乗ることも、乗っていんことも抵抗はない。
ここに心が収まるまでのうん十年間、
母はこれを見越して育てたわけではないであろうが。
やはり、母に感謝、
おっとりといつまでも待てる部分、父に感謝。