ちいちゃんのお仕事

「ひまわり」2000年4月第68号より 

 
休眠中であるちいちゃんのホームページを開ける。
 
目に飛び込んできた文面、
 
次のように書いていた。わすれてよぉ~
 
 
 
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目に見えないサービスも仕事  
「ひまわり」2000年4月第68号より   
私は心のふれあいを大切にと願いをこめて書く。在宅介護に対する関心も理解もない。そんな時期からずっとヘルパーサービス、訪問看護や訪問リハビリなどを受けてきた。訪問看護、訪問リハビリなどは物質的なサービスが伴う。その反面、ホームヘルバーには目に見えない部分での支援というものを要求されていると思う。公的ヘルバーさんの場合、一回の訪問は二~三時間程度。その時間内に出来ることは限られてくる。だからといって、作業の効率を優先するあまり、ただ掃除をするだけ、ただ調理をするだけの単なる作業者になってしまったの
では、ヘルパーのプロとしての意識にかけると考える。どんなにてきぱきと仕事をこなしても、それか事務的になったり、一方的であっては、本当の意味での利用者が安心かつ喜びを感じられるサービス提供は出来ないのではなかろうか。
 
 
ヘルパーとして仕事へのプロ意識と自信がやり甲斐につながると思い仕事に取り組んでほしい。看護にしろ、介護にしろ、相手は人なのだから、心の通わないサービスは本当のサービスとはいえないのではないか。介護は心に目と手をそえてをモットーに、人対人としてのサービスを提供してもらいたい。質の高いサービス、均一されたサービスの提供を願う。一人一人の状態に会わせたきめ細やかな対応がプロの仕事でないですか。
 
 
在宅介護の場合、寝込んでしまってからではご家族も本人のつらさも大きい、だから、寝たきりになる前にホームヘルパーが家事援助などで支えるべきだと考える。
今、介護保険が始まり利用者が不安を抱えているときだからこそ、心に目と手を添えたサービスの堤供を心がけてもらいたい。
 
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これこそヘルパーさんの講習で話さなければ。
 
 
 
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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