ちいちゃんの昔話

成長はみえる?

 
15年前の日記を、また見つける。
 
その当時の気持ちおもいだす。
今は成長しているのかなぁ、
 
 
 
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1996.3.27
午前中から5人もの方々が見えて、食事もそこで済ます。
 
朝のヘルパーさんが私のことを「元気をもらう、勉強をさせて頂く」と云ってくださった。
 
でも、私がパワーを持っているわけではない。
 
私の見えない面では暗く、陰気で、人見知りで、自分自身嫌で悩んでいる。
 
皆さんから見守られていることで、明るく振る舞う。
 
それは見てくださる人が心が明るく、心にエネルギーをもってみえるから、私のことがそのように見える。
 
写し鏡。
 
私の周りには若い人達が大勢、綺麗な目で私を見ていてくださるから、
私も綺麗のさせていただけるのだと感謝。
 
私の心が濁れば、周りの人もその心を見抜いて、私に対して優しく出来ないのでしょう。
優しくするのも、冷たくするのも、全部自分自身なのだと分かってきました。
 
昔の私は○○さんは私の事を少しも分かってくれない。
その人と一緒にいるとストレスが溜まり、早くその場を逃げたいと思った。
 
しかし、私は動くことが出来ないのですから、逃げようがないのです。
 
私が苦しいことから逃げようとする内は、決して、その人とは離れられない。
それどころか、たとえ離れられたとしても、又、○○さんと同じ自分とは合わない人が周りに集まって来ます。
 
そうなると、私が嫌な人がそばにいても共に暮らしたり、付き合っていく努力をしなければならない。周りには自分の好きな人ばかりではないのですよね。
 
色々の人がいるから、回りも良くなってゆき、お互いに思いやる心も生まれてくる。
 
今日は、朝から学生の藤井君に、朝日新聞の広野さんがお別れの為に最後に顔を見せに来てくれた。全く午後は食事も食べられない位に忙しい日である。
 
夜になると、私はどうしてくれるの、
この私・・・仕事が忙しい分一段と・・部分で悩んで、夜も寝られなくなって、睡眠3時半~4時間で辛い毎日続く、誰か何とかしてよ・・・
 
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 そのうな身体でも、なんとかいきれるものだね。
 
 
 
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 人脈繋がり強

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