ちいちゃんの昔話

強く生きた

 
主人を見送り、早18年になる。
その当時を思いかえせば、私は介護疲れや、いっときの苦労から解放され、気持ちを整えるための歳月はずいぶんと長かった。
その間、悲しく、寂しくなる。むなしく、悲しみのヒロインだけでは、この先、生きていけないのだと強く自分に言い聞かせた。
 
一人になり、どんな生き方をしていけばよいか、自分らしい生き方。周りにたくさんの人がいてくれる環境を作ればよいと思った。
 
その長い期間、生きていくための勉強をしたようだ。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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