嬉しいコメントが書かれてた。
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本当に大切な当たり前のこと, 2013/10/9
時々身体障害者の人を町で見かけることがあるし、一時期社会福祉協議会のボランティアをしていたため、障害者と直に接したこともあります。が、本人の口から生活の大変さを聞いたことはありませんでした。
一人ひとり障害は違いますし、生活の課題も異なると思いますが、この本を読んで障害者の方々がどういう生活を強いられてきたのかを知り、驚きました。特に夫婦二人で死と隣り合わせの生活をしていたころの話は……読んでいて、胸が苦しくなりました。愛する夫の死に目にあえなかったこと、その後、妻としての後悔を語る場面では、本当に涙が出ました……。
また、トイレで立ち上がれなくなり、2時間も座ったままヘルパーさんを待っていたことを「安全な状態で待つことができて楽だった」と言えることが、すごいと思いました。そう思うこと自体が、失礼なことかもしれませんが……。
どんな状態になっても、人間は人間らしく暮らすことが『当たり前』です。でも、多くの人が「体が動かなくなったら外出できなくなる」「周りに気を遣って生きていかなければならない」などなど、それまでの生活を諦めなければならないと思っているのではないでしょうか。この本を読むまでは、私もそうでした。
コシバさんは自分で動けなくても、助けてくれる人がいれば、どんどん外に出ていくことができます。言いたいことは何でも言います。それを諦めさせようとする社会が間違っているのだと、改めて気づかされました。
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一人の方に読んでいただけて、理解してくださったということでうれしい。
ましてや、長い期間、執念のように自伝をかきたがっていた母へ、
命日、11月9日、届いていることを願う。
強く生んでくれてありがとう、感謝。
そのように思えること、年,歳を取ったということか。