ちいちゃんのお仕事

自分のしゃべり

 
先だってのイベントのDVDの編集が終わり、見本を見させていただいた。
 
 
今まで幾度となく講演をするが、いつも恥ずかしく、自信もなく、
 
カセットテープに撮られた自分の声を初めの10分も聴けない。
 
出来上がったDVDを最初から最後まで冷静に聴くことができた。
どうしたことかこのDVDの言葉がいつもの自分の声とは違って思え、
 
なおかつ冷静に聴けたためか、私はえらくゆっくり丁寧にしゃべっていることに気がつく。
 
これはどういうことなのか大人になり、考えながらしゃべれてることにびっくり。
これであれば、今まで不安だった自分の言葉に少し自信を持ってしゃべってよいように思えた。
 
先だって、知人がちいちゃん、しゃべりが上手になったねと一言言ってくださる。
 
もっと早くこの冷静な心持ちで皆さんの前で話せたら良かった。
まあ、これからもいっそう頑張って聴いていただくようにしよう。
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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