ちいちゃんの昔話

確認の弱さか

 
さわやかな朝、昨日に続き北風のため風は冷たい。
 
ちいちゃんにはこのような日がちょうどよく長袖をきている。
 
 
頭から離れない紛失物、
 
みなさんと過ぎてしまった行動、思い起こし、動きの総て追いながら考える。
 
 
夜も皆さんと小さな部屋を急所であろう所を鏡を使いちいゃんも探す。
 
 
目が覚め、確認の弱いところを再度点検。
 
しばらく休んでいた職員さんから 「車いすの背中?」 なに???
 
三人の職員さん車いすの背中のポケットをのぞく、 「あった!!」
 
その所は思いもよらぬ、必ず自分で持つか、置き場所は自分でお願いしていた。
 
持ち物は小さく必要最小限の状態にまとめること。いつもしている。
 
 
これからはもっと自分の目とことばで確認をする。
 
 
 
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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