ちいちゃんの昔話

思い起こしてみた

今日も秋晴れ、気持ちのいい一日のスタート。
 
やはり寝ているのはもったいない、もったいない。
 
 
27年前の自分を思い出した。
 
その当時、時間をもてあまし、何かをしたいと思うもののなにも出来ず悶々とした日々。
 
食事を作りたくても作れず、体は弱り、危険な状態に陥っていた。
 
それでも仕事をしたい、それはお金のためではなく人のため、自分のため、何かをしたいと考え続けていた。
 
年金が二人合わせてその当時35万、贅沢をしなければ生活するには十分な金額。
 
そのお金があっても、買い物にも行けず自分で料理すら出来ず、お金は何の意味もなさないことに気づく。
 
そんな環境下の中、誰か当てにすることも出来ず、行政の手も伸びず、それを乗り越えるには自分しかいなかった。
 
されとて、自分も動けない身、人の助けをいただくことも分かり、声を掛け助けをもらった。
 
その言葉自ら自分の声で自分の言葉で発信をしてきた。
 
この田舎の小さな町、まだまだ声は届いていないのであろうが、今日まで生きてきた。
 
感謝とともに生きることへの重みも再確認。
 
 
 
さあ昼からも来年の事業計画を立てる予定、がんばろー。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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