ちいちゃんの昔話

うれしい報告

 
私のパソコンのメールも山となり、私の性格から、あまり溜まりすぎていると落着きを失う。
 
整理をしたくてうずうず。古いメールがあるわ、あるわ。2ギガほどある。
 
ひと月前からその整理の仕方を教わろうと元学生さんに電話を入れていたら、忘れられていた。
 
今日、日曜日で自宅でパソコンをしようと思うが、データが事務所とつながっていない。
 
そのために、作業は何もできない。イライライラ。
 
これしようか、と向かいかけるけど、それもダメ。あれをしてみようかと準備をしてみるが、やっぱりダメ。2週間ちょっとこの環境で週末はイライライラ。
 
 
元学生さんに「忘れてない?」と連絡を入れると「忘れてました。すみません。」
ちぃちゃん、彼に「お願いしますよ。」と。
 
 
そんな中、パソコンができなくてイライラしている最中に彼がやって来た。息子一人連れて。「覚えてるか」と聞くと、こっくりとうなづいている。覚えていてくれてありがとう。
 
 
そして彼にはメールの話、パソコンの操作の話を相談していたら、彼がぼそっと、
 
「僕、会社を辞めようと思います。」
「ん?どうした?」
 
大学の教授になろうと思って、博士課程の勉強しておったらしくて、岡山の大学から声がかかっているようだ。
 
それで、おお!ボランティアしてくださった方の中の二人目の教授か。
 
自分の子どもか何かのような良い報告、うれしい報告。疲れが一気にイライラが飛んでしまった。
 
ニコニコ顔で、彼に「あとはわたしのパソコンがつつけるように研究して」ちょっと畑違いだけど、お願いをしておいた。
 
なんか気持ちよくお休みできそう。
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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