ちいちゃんの昔話

母へ

母へのことば、  
少し歳を重ね、感謝の言葉を書いておこう
 
 
母へ、
 
私も数カ月で50才になります。
 
今、複雑な気持で昔を思い出して、母の事を思い、比べて自分も反省したり、
 
感謝もしつつ懐かしい思いおこしています。
 
貴方はすごく厳しく食事も一品でも嫌いで食べないと、全部食事を下げる始末。
 
「食べなくてもよい」と言って食べさせてもらえなかった。
 
食事の恨みは恐いもの、今でも覚えていて忘れていませんよ。
 
そして、料理の味が濃いく、自分本位で、子どもに押しつけて、
 
母親にしては手の出ることも早くて嫌でした。
 
それは貴方が今の私位の歳で更年期だったのでしょうか。
 
子どもの私や自分の主人にも当たり散らかって、
 
よく夫婦げんかをして周りは迷惑していました。
 
子どもながら(その当時16~19才)この人少し変なんじゃないかと思っていました。
 
私は結婚したら主人に対して、人に対して、
 
母のようになりたくないと思い続けていました。
 
でも数年前ころ少し似ている所もあると感じるようになりました。
 
 
良い点は綺麗好きで、いつも家の中はすっきりと綺麗で気持よかったこと、
 
今の私が全く同じで受け継いでいます。
 
部屋がスッキリと整理されて、掃除されてないと、何も手につかず、
 
まず掃除からしてかかります。まったく同じですね。
 
良い点の二つ目、装いにうるさくて子どもの頃からおしゃれをさせて頂いたこと。
 
今でも装いに感心を持っていられることも嬉しいですね。
 
色の合わない物を着ていると、文句や注意をされました。
 
絶対、私は貴方のような生き方はしたくないと、ずっと考えていたけど、
 
やっぱり似ています。
 
とても哀しい、悔しい思い。
 
 
 
私が強く生きれていること。
 
感謝。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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