ちいちゃんの昔話

美容院

朝からよい天気。
 
私が今住んでいる同じ敷地内の前店舗に美容院ができた。
 
完全予約制だ。
 
ヘルパーさんが予約しようと電話をしてくれ、今日の朝9時にお願いしてあった。
 
オープンしてまだ一月程度。
 
お花も飾っており、天井も高く、すっと溶け込んで、いいかんじ。
 
切り始めヘルパーさんが、美容院に行くのは何年振り?と聞いて来た。
 
(うーん……30年くらいかなあ)
 
質問されて、改めて自分の足で美容院に行ったことが、はるか昔だということが思い出された。
 
うん、なんとも複雑な気持ち。
 
いままではいつも出張して頂き、慌てて切って頂いて済ませていた。
 
値段も高くなく、気持ちよく髪を切って頂き、事務所に出勤。
 
 
 
そういえば、責任者に今日散髪するということを言ってなかった。
 
事務所で、1、2、を争って出勤する私が来ていないことで、皆なんでだろうと考えたらしく、電話がかかって来た。
 
いま終わったので、1分もしたら事務所に着きますということで事なきを得る。
 
ただ、お店の入口が7~8cmの段差が2個ありこれはちょっと大変。
 
幸い、今日のヘルパーさんは男性なもので安心して持ちあげて頂く。
 
来週は県庁で会議。
 
ちょうど良かった。
 
何ヶ月髪を切っていなかったのか。
 
2カ月、3カ月空いてしまっていたかも。
 
 
 
 
髪を整えるということは、心もさっぱりと仕事もはかどるようでラッキー。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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