ちいちゃんの昔話

嬉しいこと

穏やかな一日。
 
気温も程良く、通勤時に当る風が誠に心地よい。
 
 
ベッドで眼が覚め、ヘルパーさんを迎え入れ、いつもの朝の業務。
 
淡々と、介護が進み、少しテレビを見る余裕もある。
 
何故かその中にホッと幸せを感じる。
 
それはどうして感じるのだろうと考えてみた。
 
思い当たると言うことは、ヘルパーさんが安定し、多くの内容を詰めなくても料理もでき、トイレもでき、洋服も着せてもらえる。
 
たんたんと介護が進む。
 
これって幸せな事。
 
私にかかわるヘルパーさんが、勤続年12年以上の人が3人、8年くらいの方が2名、まだ1年未満の男性1名、阿吽の呼吸で介護が進む。
 
ズレやら間違いがあっても互いに笑い飛ばす。
 
これでいいのよね。
 
かしこまって緊張して、言いたい事も言えないで、互いにストレスのたまる、それでは続かない。
 
職員さん、最近は誰に教わったのか、ミスった時の返しの言葉が似ているような。
 
でもこれでいいのよ。
 
その様な毎日の介護。
 
無事に過ごせているというその事に幸せを感じた。
 
この幸せを大切に思い、感謝しよう。
 
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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