朝から雪が降り続き、会社に行くのに歩きか車か。
ヘルパーさんと相談しながら、模様を見ていた。
車いすにも乗せていただき、服も着せていただき、全部準備万端にしたところで、
「カッパいる?車?」
と質問すると「このくらいならいける」とヘルパ-さん。
じゃあ行こうと家を出る。
つめた!顔に雪が。
冷たい風が顔に。
ひざ掛け、服に白い雪がパラパラ。
子供の時に雪を喜んで遊んだ時の感覚が、今この時に思い出されたようにえらく楽しく、うれしく、「走れ」なんてヘルパーさんにけしかけて出勤。
何十年ぶりであろうか、この雪をかぶる感覚。
なんか、何とも言えない思いが胸にいっぱいこみ上げてきた。
事務所に行くまで2分。
普段は言わないのに、「冷たい、走れ、この寒さ何?」なんて叫んでいた。
2回目の冬だけどすごい楽しい出勤。
忘れたかな、みんな。
ちいちゃんうれしかったな。