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自分の言葉に目にして

生きる

 

見える。

歩いて側に行って見る。

でも体が不自由だとそばに寄れない。

 

聞く。

補聴器を使ってもやっぱり聞こえない。

もうちょっと大きい声でしゃべる。

 

しっかり意思伝達をしないと伝わらない。

 

伝わらなければ何も動かない。

動けない体。

分かるかなあ。

 

お茶が飲みたい。

自分で飲めないの。

飲ましてほしいの。

 

お腹がすく。

何かを口にしたいの。

自分では口にできないの。

 

お腹が痛いの。

トイレがしたいの。

自分ではできない。

 

汗が出る。

布団をはぐりたいの。

はぐことが出来ない。

 

寒いの。

服を一枚着たいの。

誰か手を貸して。

 

なにも出来ないもどかしさ。

 

一つずつ解決した時の幸せ。

 

私だけが感じる幸せ。

 

わかるかなあ。

 

私だけが知るぬくもり。

 

全て感謝。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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