ちいちゃんの昔話

さわやかな日和

さわやかな日和

すみきった青空が頭上にかぎりなく広がり、
おもわず、わが胸に抱えてみたいと思う。

手をのばしてみたが、抱えきれなく、
ためいきと共に自分の方が空にすいこまれてしまった。

空から足元に目をおとせば、
高原の岩場に名前も分らぬ、花、赤、青黄と色とりどりの小花がかれんに咲きみだれている。

耳をすませば、わずかな風にもかかわらず、花や葉がゆすられることにより、
さわ、さわ、と音をたてている。

自然につつまれて、時をわすれ、景色をひとりじめにして時のたつこともわすれていた。

この景色をひとりじめ出来る喜びと、
その反面、一人しかいない寂しさがおそってくる。

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五月晴れ、
高原にでもでかける・・・

来週は、検診(診断書を書いていただくために)
墓参りも近じかに・・・

いよいよ、大詰め!!!!

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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