ちいちゃんの昔話

いいかおをしてる

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くもり

今日、作業所の皆さんに移転先の平面図を見てもらう。
足の不自由の人もいる。
ちいちゃんも車椅子。
エレベーターがあると伝えると、ほっとした顔をしていた。

今月末か来月頭には新しいところに移れるであろう。

新しい仲間も増えるとうれしいなぁ。

お泊りをしてくださるボランティアさんに、
(障害者と学生さんとの交流するイベント)企画をするよう呼びかけていた。

大学生たちが障害者の人たちと畑を耕しながら交流をするイベントが本決まり。
農学部の生徒さんも多くいて安心。

スタッフを決め、手伝う学生さんも集め、
畑の草取り、大根の種の植え付け、収穫祭を11月にするということまで予定してあった。
これから、もっと細かく企画書を詰めて仕上げていくこととなった。

ちいちゃんが障害を抱えて、こんなうに・・・あんなふうに・・・思い描いていたものが、
動きは遅いが少しずつ実現されている。

夕べ、一人の学生さんに報告していたら、
「いいかおをしてる」と、ぽっといった。

「だって、こんなに幸せなことがあるのに、これで、怖い顔をするわけないが、
知っているやろ、いろいろあって、しんどかったこともあったが」
「・・・・」
『人生、悪いことの後には、いいことが同じ分だけあるものね」

二人で、不思議な縁を語り合ったら0時近くまで話し込んでいた。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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