ちいちゃんの昔話

ただ、みとくだけやで・・・

仕事を終えて部屋に戻る。

ヘルパーさんが洗濯物を取り入れる為、部屋を出たり入ったりしていた。

「おでんに火をつけておいた方が良いよ」

カッチ・・・

あわてて部屋を出る際「みとっててなぁ」と一言。

「みとけばいいのやね、ただ、みとくだけやで・・・」

「・・・・」

わかっていったのか?
無意識にいったものか?

見とくだけなら、いくらでも良いけれどね。

今年、初めてのおでん。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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