ちいちゃんの昔話

再チャレンジする前にチャレンジさせて~。

再チャレンジする前にチャレンジさせて~。

メーリングを読んでいて、ある障害者が切実な話を書いておられた。

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【ショックなことがありました。

重度訪問介護は身体と家事の区別がなくなり、今までより介護報酬が安くなりました。
もしや事業所から断られるのではないかと懸念しておりましたがその通りになってしまいました。

今日、事業所の上司の方が見えて、わたしを担当している5人のスタッフのうち二人が急に会社を辞めることになったので、来週から訪問できなくなりましたので他の所を頼んでくださいと言われました。

でも、事業所としても、今までと同じ介護内容をしているのに単価を家事援助並に引き下げられたら収入減。

単発で高い身体介護の利用者を撰びますよね。

ここは二つの事業所のうちの一つですが、毎朝と昼一時間ずつ頼んでおりました。
もう一つの事業所で受け入れてもらえるかどうか心配です。
もし、断られたら民間を頼むしかないのかなぁと思案中です。】

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私も支援費制度が施行されたときに、まったく同じ体験(体験そんないいものではない)をした。

三日後には、私の介護をどこの事業所も提供してくれなくて、
急遽、行政関係者が20日ほどの間を介護してくださった。(涙)

いろいろ越えて、今に至る。
でも、誰でも私のように山坂を乗り越えられるわけでもあるまい(たくさん乗り越えている人もいるが)。

安倍首相は格差社会になっていることも認識され、誰でも再チャレンジができる日本。
いわれたように記憶する。

再チャレンジことは必要で当たり前のことであろう。

私は再チャレンジをした。これからはしんどいであろうし、
辛いこともあると思うが自己責任である。

再チャレンジの機会をいただいたのだから、チャレンジの機会さえないことが多いのだから・・・。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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