ちいちゃんの昔話

まさにみずみずしい

夕食は具沢山の汁をいただく。

野菜をたくさん食べたいとき、野菜の使いさしなどたまったら、

野菜たくさんいれ魚、肉などもくわえて汁を作ることにしている。

今晩もおいしくいただきながら、新人さんに食事介助の説明をする。
(これが、結構難しいのである。お試しあれ・・・)

先輩ヘルパーさんに介護が替わり、ゆっくりいただいていたら、

お漬物がいただきたくなり「きゅうりをたべさせて」とおねがいした。

ご飯、おかずといただき、おつけもの・・・

先輩ヘルパーさん「洗った?」と一言。

「・・・・洗うんですか」

「・・・・」

「これは洗わないといけないんだよ」先輩ヘルパーさん

私は「えっ、あらってないの?、・・・・・洗えばいいから、よく水を切ってね」

「いいの、みずみずしいのだから」と先輩ヘルパー。

「そーうきましたか、みずみずしいねぇ」

数枚の洗いたてのきゅうり、まさにみずみずしいこと、

三人で苦笑い。

職場体験で実習という形で受け入れたヘルパーさん19歳。

みんなみんなこんなことはないであろうが、関心するやら、驚かされることたびたびである。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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