朝、晴れ
仕事支度して二階へ。
エアコンのスイッチをオン。
膝掛けのスイッチをオン。
机の前で車椅子の周りを整え、
パソコンのスイッチを入れ、メモリーカードをいれる、
携帯電話のふたを空け、イヤホーンを耳にかける。
電話の転送解除。
これが朝からの介護終わり。
次はお昼ご飯まではお仕事スタンバイ。
新しいヘルパーさんが次のケースまで事務所に待機。
二人でぽっりぽっりと取り留めない話が始まった。
「こうして1日座っているだけでも・・・・一つも気を緩めることのない状態私にはできません。」
「そうね。仕事以外には外出もしないしね。」
「私などいきたいところにいけるし、車に載れば空気も変わるし景色も・・・」
「・・・・・・」
「そのように理解してもらっているだけでありがたいわ・・・一番はそれだけわかってもらえば」
うれしくなり嬉し涙が出た。
いつも、涙は嬉し涙にかわるように努力しよう。