ちいちゃんの昔話

乗り越える・・・

この環境を乗り越えなければとおもい踏ん張りだして、かれこれ30年近く経つ。

最初は仕事ができなくなって悶々とした生活を数年。(7年位かな)

毎日、何もできないからと何もしないでテレビ、新聞を読むだけの生活にかえられなくなっった。

障害者年金が支給されて生きる(食べる、寝る、出す・・?)ことはできるが、

人はそういうだけで生きているのではないだろう!(このとき思い知らされた、遅い!!)

夫婦だけでいる場合、悔しい、腹立つということでは話は進まない。

お互いの心の中を思いやり口数も少なくなり笑うことすらもなくなる。

人の心は笑いが少なくなると、今まで見もしなかったお笑い番組を意識してか?、
無意識か見るように笑っていた。

思い起こせばごまかしのような笑いにもある。

人は足りないものを欲してくるのだと、その時知った。

現実から逃避?、

回復しようとしている表れ?。

その時、お金もうけなどどうでもいい、
誰かの為にいきたい、役に立つことがしたい、何かしたいと心が揺れだした。

大きな病気を二つかかえ格闘したとき、
なにもすることがない中ひとりでに書き始めていたのが絵であった。

その最後の絵
http://blogs.yahoo.co.jp/koshikoshi_b/42718789.html

やはりそのときを乗り越えたから今がある。

皆に感謝。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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