ちいちゃんの昔話

打たれ強い?

打たれ強い?

15年ぐらい前、カギのかかってない刑務所(もういいよ、わかったといわれそうだが)から逃げた後、

ちいちゃんは必要としはじめて福祉用具、機器などと関心を示しだしたとき、
車椅子、ベッド等の資料を集めたいと思いつき、
自力で130社ほどの資料を集めたことがあった。

今であればネットですぐ検索、情報は手間もお金もさしてかけなくても手に入るし、
購入も自宅にいながらにしてできてしまう。

私がそのようなことをしたことが新聞に載り、
そのことで障害者の方から目立とうとして・・・
同じ障害を持つ仲間から言われたことがショックで眠れない夜をすごした。

落ち込んでボランティアをしてくれる人に泣きながら伝えると、
「気にしない、気にしない・・・人のうわさも75日よ!!、」と彼女は笑い飛ばし、

今、その出来事を思うと、まさにそのとおり人の噂話も75日のように消えていた、

彼女にいいことばで支えてもらったなぁと思う。

まさに、出る杭は打たれるである。
周りよりちょびっと頭をだすから打たれるのよね。

反面、出すぎた杭は打たれまい。と森田健作がいっているのを聞き、

そのことばにえらく感心したことを思えている。

何かにぶち当たると思い出し気持を立て直してきた。

今ではえらくうたれづよくなったものだ。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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