18歳と43歳の新人さんが介護の現場実習。
お昼、介護をする段になり「どちらがする」と声をかける。
「はーい」と二人が同時に威勢良く手を上げた。
その競う姿。
「・・・」思わず先輩ヘルパーのちいちゃんに笑みがこぼれた。
「いいね!!!、そうでなければ」すぐにできないことはわかっているが、
いきおいのよい二人の行動、先行きに不安を感じているところ、
なんとも頼もしい。
作業所の指導員が冊子印刷を得意先に届ける為、
箱に150冊を運びかけたが、重くて箱をひこづっていたら、
18歳の新人さんはそれを見てて、直ぐに飛んでいき箱を持ち上げエレベーターへ、
その勢い、気持のよい行動に思わず息をのむ。
頼もしさに将来の展望と明かりを見た思いであった。
彼女には驚くような力を見せてもらった。