ちいちゃんの昔話

執着、

ボランティアさんがスカート二枚と鞄を作るために顔を見せてくださる。

二人でテレビのなかで放映されている老後の課題をみながら、

考えさせられることばかりで話が進む。

着物を着ないのにリサイクル、処分などの片付けられないと・・・。

彼女は孫の七五三の為に仕立てた着物、親のない子供の施設に寄付をしたとのこと。

その着物を着て写真を撮り、施設を卒業をするときに写真を持たしてやるそうだ。今まで着せていたのはたくさんの子供が来て汚れていたらしい。

汚れてもクリニングに出すほど財政もなく、リサイクルの着物を喜んでくださったとか。

何でも最後まで生かす。

役にたつところがある。

必要なくなったり、眠っているものは生かしてやらなければ。

二人でなんごとにも執着をなくすることが一番と話がまとまる。

ちいちゃんはほとんどためない。(お金もたまらない、いいけれどね。)

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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