ちいちゃんの昔話

度胸を身につけてきた

セキュリティ

今だからいえる事。

ちいちゃんはここに移り住むまでは公営住宅で15年暮らす。

つたい歩きをしていた時もあるが、

歩けなくなり玄関先に訪問者がこられても出れない。

せっかちな私(亀)が焦れば転ぶ、そのたびに誰かに助けてもらう。

その度に申し訳ない気持ちや情けない気持ちが一杯、

どうしたら・・・・、

緊急時に私を外連れだためには鍵をかけてないほうが早く助け出せるであろう・・・。

なにもとられるものもない、とられて困るものもない。

とられて困るものは命。(少ない脳みそで考えたこと)

とりたい者はどのようにしてもとるであろうに、

扉を開けて、窓、鍵を壊してでも進入するであろう。

それなら防備しても無理。

なるように身を任せるしかないと鍵をかけず生活した。

長い期間中で嫌がらせや怖いめもあって、警察の方にお世話になり解決をしたこともある。

周りの人は戸惑っていた人も多かったであろう。

開き直るとすごい力を見せ、怖いもの知らずというか・・・

怪我もなく暮らし知恵と度胸を身につけてきた。(人には進められないが)

今は環境も立場も少し違うために、以前のように自分だけという考えで挟まらない。

以前と現在を比べるものではないように思う、

あえて言えば守るものを持たない方がどのうにか楽なことか。

今は夜は玄関の鍵を閉めておやすみする。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

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