ちいちゃんの昔話

世代交代

お盆

先月の命日、お盆のお参りは住職でなく息子さんであった。

14年経つと立派な僧侶、

「暑い中、ご苦労様です。何もできませんがすみません・・・」

「先ほどもいただいてまいりましたから・・・」

・・・・・・・・・・・・心なし早いお経。

お疲れか?

「ありがとうございました。ご住職はお元気でいられますか・・・・」

「はい、元気にしております。住職はせっかちで・・・、私はおっとりで・・・・・・」

それを聞いてお坊さんのお経の速さとご住職の話がかぶり、すこしおかしくもあった。

ご住職はこころに染み入るような朗々と読経。

母と主人の塔婆を自分では思うようにできないため相談をしてみる。

「こちらが立てておきますから電話をかけてください・・・」

よろしくとお願いしておく。

少しだけ世間話らしいこともして

これからは息子さんとのかかわりになことであろう。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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