ちいちゃんの昔話

黄色いハンカチ、再度見る

 
暮れから正月明けまで、ボランティアと介護のシフトの穴埋めに奔走する。
 
相当埋めなければ埋まらないような…
 
さあ、頑張ろう。
 
というものの、今日昼から埋めてあったシフトが2時間消えてしまった。
 
焦って手を打つも、手だてが見つからず、意を決して3時から5時までを一人でと腹をくくる。
 
その間、映画黄色いハンカチを先だって見たばかりだが、再度見ることにした。
 
一人になって、テレビのボリュームを少しばかり上げて、気後れ、気落ちせぬように、備えて別の職員さんに、帰社の時間を確認した。
 
4時前ということで顔を出していただけるように、お願いをする。
 
幸いに面白いということもあり、心を動揺させずに1時間ばかり時がたち、職員さんが顔を出してくださる。
 
「ありがとう。
 
大丈夫そうだよ。
 
この後事務所におられたら、2度ほど顔を出して確認をしてやってください。
 
寝てたらたたき起しといて。」
 
職員さん、
 
「分かりました。では、1階へ降りますので、5時になったら現場へ出かけます」
 
年末年始苦戦しそうだなー
 
 
 
新しい男性職員、帰って来るなり、
 
「これから正月僕おりますから言ってください。」
 
と、優しい言葉をかけてくださる。
 
やっぱり感謝。
 
いい正月を迎えよう。
 
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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