ちいちゃんのお仕事

兆し

 
週明けから何か気分を変えようかとスカートを赤にしてみたり、お父さんの遺影の掲げてあるところを変えてみたり、、、、、。
 
努力するする、こういうのは努力と言わんのか。気分を変えた。
 
 
新しい職員さんが加工棟、農業を覗いて帰ってこられた。
 
「いかがでしたか」と聞くと、満面の笑みで「楽しかったです!」と返ってきた。
 
それは良いことですよね。楽しくなければダメですから。綺麗事は言わないで、しんどいけど楽しい、面白い。という風に感じられる人、大丈夫ですね。
 
週明けに雇用契約をするという話にまとまり、ほっとした。
 
 
その話が終わる間もなく、ひと月ほど前に辞めていた職員さんが私に直接「また仕事したいんです。」と済まなさそうな声で電話をかけてきた。
 
よかった。いつからでも良いよ。相手もいつからでも良いと話はとんとんと進んだ。
 
ボランティアも呼びかけも繋いでくださり、一人手を挙げてくださり、さっそく日にちの設定ができた。ほっと。
 
小さなほころび、いくつかは繕えて努力すれば踏ん張れるような気持ちが大きく膨らむ。がんばるぞ~!
 
遺影がずっと見てるよ~。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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