ちいちゃんの昔話

諦めない

ちいちゃんの部屋は小さな一部屋、観葉植物三鉢ある。
 
梅雨に入る前、観葉植物が大きく育ち、大きな鉢へと三鉢を植え替えた。
 
しばらく様子を見ていると、危なくハラハラしてみていた。
 
一鉢はなにごともなく、窓枠より高く伸び引き続き大きく生育する。
 
暫く観葉植物は元気を失い、今にもダメかと心配をしたが、
持ちこたえ、一鉢は左右、上へと広がりながら、よろけるように育った。
 
観葉植物のそばを人が歩くのに邪魔になると感じるほど大きく、元気に育った。
 
半年たち、植物も頑張ってと祈るちいちゃんの声が届くのかとうれしい。
 
諦めない。
 
  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

RECOMMEND

ARCHIVE

RELATED

PAGE TOP