古い友達でつうかあの仲で、漫才のできる仲で、愚痴も言えて。
その上、髪染めもマニキュアもしてもらえる彼女。
一年近くも助けてもらうことも無く、頼みたい気持ちをぐっと抑えて我慢していた。
が、今日ばかしは誰も助けてくれる人がなく、どうこう考える余地もなく、「助けて」と電話。
差し迫っているために、ちょっと強引にお願い。
言葉のトーンや、ぐっとお願いする私の気迫が彼女に伝わったか、無理をして飛んできた。
ベッドに移してもらい、横にしてもらった。そのあとに….
「痩せた。」
あまりの痩せにさすがに彼女もびっくりしたよう。
ちいちゃん「だからぼやきを聞いてくれないとだめよ。漫才せなダメよ。」
と、すかさずツッコむ。
彼女「わかった~」というやりとりでいつもの仲に一瞬にしてかえる。
食べられないのか、と問われ、
ちいちゃん「確かにカロリー少ないし、食べる量も少なかった。反省している。今一生懸命食べてるんだけど、それ以上に心労が大きいかもねえ。」
彼女「わかった。またくる」
ちいちゃん「マニキュアもしなきゃダメよ。」
自分の指を見て、彼女「してるよ。」
ちいちゃん「いやいや、ちいちゃんのマニキュア!」
「わかった」と笑った。
久しぶりの漫才をして、今日の急場は乗り越えた。
でもでも、明日と明後日のボランティアさんが….。
なんで、こんな幸せな人生なんだろう。笑うしかない。
このざまを、みんなに見て何かを感じ取って欲しい。
それのみ。
がんばるぞ~。