ちいちゃんのお仕事

しんどかった

昨日は県庁のほうに表彰して頂くためにお出かけ。
夢の責任者と、ちいちゃんと、介護の人を一人つけて、わずか2時間出かけました。
知事室のそばの会議室。
静まり返り、誰一人とほとんど言葉を交わさない空気。
慣れているというものの、結構気疲れ。
責任者の方がわずか20分ほどのセッティングに、分刻みのスケジュールを説明される。
ふと表彰されるっていうことだなって、よく頑張ったなって、思うことと、片方で、薬のせいやら耳が聞こえにくくなって、説明がわずかしか聞こえていない。
ふと思うと、足や手が動けなくなるのもさることながら、耳まで…。
その瞬間、あついものがこみ上げてきた。
まあ、最後の最後まで生ききる姿を見てもらうか。
本人にしたら結構しんどいが。
人生ってこんなものでしょう。
事業所に帰ったら、ダウン寸前。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

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