ちいちゃんの昔話

火曜日 半日入院

ちぃちゃんはただいま低血糖15です。朝起きたら、人の言うことは聞こえるのに、自分では一切しゃべれない。
救急車に9時過ぎに乗せられ病院探すことどれくらいかなあ…。天中も満床、私立病院も満床、最後に行き当たったのが生協病院。
こわいこと、こわいこと。全く一切しゃべれず、「痛い」とか、「運んでももいい」とか何にもしゃべれず、あと数時間で命は危なかゃったそうな。
運び込まれた病院、ベッドがまことに痛い。背骨やら尾てい骨、痛くて泣きたいくらい。
病院に着き1時間少し経ったら点滴のおかげもあり、しゃべれれるようになった。
死神などというものは小学校の時に見たものの、その後一切ない。見るよりしゃべれないほうが怖い。
救急車の職員さん、荒っぽく足をもち上げ、「痛い」と言いたいのにまったく言えない。
そこでちぃちゃん考えたこと。意思伝達装置、必要と思った。これはホワイトボードに「あいうえお」「かきくけこ」、そして身近な単語、「右」「左」、「痛い」「暑い」ほんとに簡単な言葉を入れておきたい。こういうことがあると知っていたものの、自分が必要と思ってもおらず、そりゃ恐ろしかった。
今日、学生さんが「アルバイトしますよ」と手を挙げてくれてれて何日かぶりに書いた。
点滴は土曜日から五日間休み、今日は仕事。もう、根性 根性、ど根性。そんなこと言ってる場合じゃないけど。
お昼は何とか少しいただく。なんでもいいから食べよ。
今回の原因は抗生物質。
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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 人脈繋がり強

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