重度の障害を抱えたことで、“歩けず、動けず”となり、ベッドから窓を見て暮らす毎日。
自分自身を社会のお荷物のように感じ、まったく外部との接触を絶った生活を何年も送ってきました。
活動を始めてからは、ボランティアの助けを借りて車イスで県や市が主催する会合にも行けば、講演にも出かける。ときには、ある事務所を訪ねるといった“いたずら”もしてるんですよ(笑)。
今の私は周りのぬくもりが支えで、自分一人ではない大勢の心やさしき人たちによって生かされていると実感しています。
いろんな人とふれあって、そして自分にできることをすることがどんなに大切かを、学んだように思います」