10日前、三重にいる姉が帰ってきて、大切な話し合い(親族会議?)が二時間ばかしする。
その席でのこと、一人っ子のように育ったちいちゃん(四人兄姉の末っ子)は、
「お姉ちゃん!」とあまえられない。
「おにいちゃん」といいたいような・・・、
名前を呼ぶには他人みたいし・・・
言葉を選んでいる自分がむずがゆいような・・・。
なぜ・・・。
不思議なものに、何年も会うこともなく、話すこともない、
おじいちゃ、おばあちゃんのことなどを話しているうちに、
感動する場面が同じ、心が通じ合うのである。
姉妹なのだ・・・と、
その後、姉、姪と夕食事とりながら、見たことのない、ご先祖さんの叔父さんの話になった。
戦争に行き、手紙に悔しかったこと、悲しいことを知らせたかったのか、
手紙は他人に読まれたら困る箇所はローマ字で書き、
大変な目をして戦争でなくなったんだと。
じいちゃんに当てて出してきたらしい。
ふっと、頭をかすめた・・・。
昔のこと、じいちゃんはローマ字を読めたのであろうか?。
ばあちゃんは学校は言ってないと聞いていた。
今、そのような話を聞くって・・・
母、じいちゃん、ばあちゃん、叔父さんたちの話をしているうちにに、
姉妹なのだ・・・不思議に、近寄れよかったという気持ちになれた。
何かの機会でもなければ、会うことも少なく、ゆっくり話す機会もない。
もっともっと身近にならなければと・・・。