ちいちゃんの昔話

【目をふさぎ、耳をふさぎ、口をふさぐ】

のろまの亀

早く動けない為、いつも対応が後手後手になって。

知人が「いらいらするわ」と急き立てる。

ちいちゃんはのろまの亀。

歩けない。
食べ物も口に運べない。
ペンももてない。
耳も聞こえが悪い。
トイレもできない。

賢くない頭だけが回って。

【目をふさぎ、耳をふさぎ、口をふさぐ】

これをできたらどんなに楽かか?

それどころか、どれだけ苦しむのか?。

ちいちゃんの目で見て、自分で選択をして生きて生きたい。
人が引いてくださったレールの上は歩け(納得しないと)ない。

人が・・・・
周りに人が・・・

自分の心が保てないことか・・・。

涙が出てくるが・・・。

さあ、今日はこんにゃくを作りに行くよ。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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