ちいちゃんの昔話

デビュー4日目

うれしいこと

午前中、若い新人さんがおむつ交換に責任者と同行を二件した。

現場か帰ってきた責任者「いい仕事をしました。利用者が喜んでおられましたよ」

「すごい!!、よかったね」と言いつつ、

彼女であればやはりそうおもってもらえるわと、よい報告を受けてうれしかった。

「介護現場では声かけが一番重要なことなのよ。ややもすると怠りがちで、こえかけは何ものにも勝るサービスよ」

彼女は「はい」と返事、生き生きとしている。

「朝早くか仕事をしてご苦労様でした。」と彼女にこえをかける。

帰り支度をして部屋を出てゆく、が・・・すぐさま立つ戻り

私のそばに来て「かぜにきをつけてください」と耳もとで小さな声で言った。

その心づかいを見せてくれたことに驚きと喜びで胸が熱くなった。

新人ヘルパーさん18歳、デビュー4日目。

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小柴 千鶴

えがお株式会社代表取締役、NPO法人夢ハウス理事長。 27歳のとき進行性筋ジストロフィー発症との診断を受ける。 さまざまな困難を乗り越えながら「ITであれば障害者でも仕事ができる」と思いたち「小規模作業所夢ハウス」をスタート。

  1. 介護とは

  2. お正月の準備

  3. 最大限の努力

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